実家の2階でシュシュシュシュ...と何やら音がするなあ、と思って見たら
ルンバが仕事をしていた。
おお、これが例のお掃除ロボットか...
うるせえなあ、可愛くないし。
と言うのが率直な第一印象だが、
カブトガニのようなその様相を傍から伺っていたら、
味も素っ気もない円盤状だが、
黙々と床の綿ぼこりを吸い込んで行く生真面目さに、
案外すぐ馴染めそうだ...と思った。
機械がだんだん生き物に見えてきて、
擬人化するタイプ。
根がネガティブなので、
すぐに壊れるところや捨てるところを想像してしまうが、
廃棄する時、多分泣けるね。ルンバの為に。
ナウシカが子供の頃、
王蟲の幼虫を腹に隠し持って、
大人がそれを離しなさい、と言うけど、
鸚鵡が殺されるの知ってるから、
ナウシカがやめて〜殺さないで!
って懇願するあのシーン、
あんな感じになりそう。
足が一杯でもぞもぞして気色悪いけど、
そこが可愛いよね、王蟲。
まあ身内に壊れたルンバ腹に隠されて、
廃棄しないで〜って言われても、
お前それ単なる機械だぞ、って言うけどね。
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