オリンピック

産まれて初めて、
割とじっくり見てました。

と、言っても深夜まで徹夜して見てたわけじゃなくて、
朝八時からのモーニングバードって言う朝の情報番組の結果を、
毎日欠かさず見てただけなんだけど。


何が怖かったって、
開会式の五輪の一つが開かなくて四輪になって、
その担当だったロシア人が、即刻何者かにホテルでグサグサと刺殺された事!

マジでなんておそロシア...

日本だったら、さすがに点検しまくって当日開かなかったって事はなさそう。

 

ちなみに、ロシア当局はその明らか他殺だろって言う事件を、

しれっと「事故かなんかです」
って言ってるらしいのが輪をかけて怖い。

日本はぬるま湯かもしれんな...。

何が面白かったって、
アフリカのボブスレーの人達と、
風呂とエレベーターで二回も閉じ込められたアメリカ人!

アクシデントって付き物なのねえ。

練習に必要であろう雪もお金も無いアフリカの人達、
ネットでカンパを募ったら思いのほかお金が集まったのはいいけど、
到着日に荷物は届かないし、
故に初日の練習も参加出来ないし...
おまけに試合のスタート時にヘルメットが「がこっ」って壊れちゃって、
結果はビリ(たしか)。

でも「人生たーのしい(^○^)/♪」って前向きさ。
いいね!!!

アメリカ人は、(この人もボブスレーの選手だったかな)
たまたま自分の部屋のバスルーム使ってたら何故かドアが開かなくなり

閉じ込められちゃって、ドアごと破壊して出て、
今度はその数日後に仲間とエレベーター乗ってたら、
また何故かドアが開かなくなってしまったという…。

ボブスレーは面白い人が集まるなあ。


スノーボードのハーフパイプも、
ジャンプもフィギアも、
メダル取ったら突然その人のプチ人生総集編みたいな映像が出て、
ふむふむこんな人だったのか〜って思う。

まあその人のものすごく一部なんだろうけど。

メダル取れそうだった人が取れなかったりね。
相変わらず国争いって感じもあるし。

 

本当この時だけ”国”って思い出すね。

ひたすら騒がれていた羽生キュン氏は、
なんかもうあの人二次元なんじゃないかな...
本当に生身の人間?
欠点どこだよ!

まおちゃんは、
やっぱりあの二日目のフリースタイルの、
フィニッシュの瞬間は、

何度もテレビでやってるけど、

見る度つい半泣きになるよねー。

そりゃあ肩持つわ、って思う。

でも、本当に彼らばっかりテレビで流すけど、
他の人も同じくらいがんばって来たんだから、
ちょっとは他の人にもスポットライト照らしてもいいんじゃない、と若干気になる。

(コメンテーターでゲスト出演していた安藤美姫が、
すっごいそこに気をつかってるように見えた。
「あの子とあの子もね、こうこうこうですごかったんだよ」って。)


途中で棄権した"皇帝"プルシェンコさんも、
今までろくにオリンピック見てなかったから知らなかったんだけど、
Wikipediaで拝見させて頂いたところ、
すごい壮絶な人生ですね!
なんと同じ年だった!

(超有名らしい筋肉スーツの演技で好感を持ちました。)


今まで、フィギアスケートやってる人達ってのは、
身体能力、お金、ぜーんぶ有り余るほど持ってて、
割と余裕でやってんのだろうと、
運動音痴で一般人の私は思ってたのだけど、
皆実は全然お金なかったり自分や家族が病気だったり、

いろんな事抱えて、血の滲むような努力をして、

あそこにいるのだなあと

今回初めて気付きましたよ。

ジャンプの葛西選手の話もすごいなあと思った。
さすがレジェンド。


葛西選手が、会社の人とか取材陣とか、
いろんな人にメダル触らせてあげてて、
でもそれを、やっぱりご家族に見せる時は
泣いてしまうんだろうなあと思うと目頭が熱くなるなあ〜。

あの人たちは皆聖人やでー!


ちなみにフィギアスケートやってる時は、

次の日、結果を朝知るのが怖かった。

変なとこネガティブなので、

めちゃくちゃ期待されてる羽生キュン氏やまおちゃんが

「ああこけてたらどうしよう」と思って

テレビつける前ちょっとビクビクしてた。

(そういう時、「早く知りたい!」ではなく
もう結果を知らない方がいいかも...
という謎の心理状態になるのであった)


オリンピックが始まった当初は、
ゴーストライターの話の方が熱かったけど、
もう後半は全然そんな話なくてね。
(あの人どこ行っちゃったんだろ...
「ごめんね」っててへぺろで出て来て欲しい。

皆散々おもしろがってるけど、そんなに怒ってないよ!)

 

あーしかし終わっちゃったな〜


オリンピック終わっちゃったモーニングバードは、
なんか微妙に淋しいのであった...