somewhere

これは三日くらい前の話。

 

ソフィア・コッポラのsomewhereがずっと見たかったので、

近所のレンタルショップで借りようと何度もコーナーを見に行くのだが、

何故だかいつもそれだけが無い。

(まさにタイトル通りのsomewhereだよ...)

 

周りの他の作品はびっちり入ったままなのに!

いつもそこだけ空っぽ。

 

しかしこういう状態が何度も続いたので、

「おかしい...二度三度ならまだしもこんなに毎回somewhereだけ借りられるなんてミラクルがあるか??名作だとは思われるがそんなに人気な作品でもなかろうに...いや、これは誰かに借りパクされたに決まってるな。」

と、老婆心ながら店員に申し出た。

 

「これ、(ケースを見せて)いつ見ても無いんですけど、もしかして盗まれたんじゃないですか?」

「え、ちょっと見せて下さい」

ケースのナンバーで何やら調べだすアルバイト君。

「いや...毎週借りられてるみたいですね。うまい具合に毎週、毎週。」

「ええっ!」ショックを受ける私。

 

いやーここのレンタルショップ本気で品揃えが悪いんですよ。

というか、手堅い”どメジャー系”の作品しか置いてなくて、

わりにミニシアター系とかマニアックなのが見たい私は

「あれもない、これもないなんて...」といつもため息をつきながら

何も借りずに手ぶらで帰ってる。

そして「ああ、この品揃えで満足なんて案外東京のが文化に乏しいぜよ」

「ここの地域住民も映画に興味がないのだ」と思ってたけど、

somewhere立て続けに見てる輩がいるなんて...!

 

何だかちょっと印象が変わりました。

 

ちなみに一番残念なのは漫画の品揃え。

「これだけしか置かぬなら、いっそ一冊も置くな!」と声高に叫びたい。

多分店長が漫画やら文化的な物に興味が無いと思われる。

まあ、小中学生の為の店なのかなあ...。

 

最低限ヒストリエくらい置いてください。

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コメント: 1
  • #1

    seks telefon (金曜日, 03 11月 2017 17:42)

    Jarzembowski