キャラクター展

東陽町にあるギャラリーのキャラクター展を見に行った。

いろんな人のオリジナルキャラクターがあるわけである。

 

面白い点は、老若男女様々な年代のキャラクターがいる点だ。

下は小学一年生から上は...聞いてないけど50歳とかなのかな?

 

19歳の出展者が3名おり、

それを聞いた時に「19歳...」と自分が19歳だった頃に

心がトリップしてしまう。

 

19歳。

まあアホだったな。

 

(二十歳頃の時、良くいろんな大人に(特にアーティストなど尊敬すべき人々に)

「あなたが二十歳ぐらいの時、どんな風に過ごし何を考えていましたか」と聞いたら、大抵の大人は「馬鹿だったなあ」と答えてくれたもんだけど、

今なら気持ち分かるような気もする。馬鹿だったなあ、って思うね。)

 

19歳くらいの時、いかにアホだったかなエピソード...

小説を読んでいて、やめられなくなり、深夜三時に読み終わって何故だか無性に「海を見に行くしかない!!」という気持ちになり、場所もわからないまま、深夜に自転車をあてどもなく猛スピードで漕いで行く。

 

結局海は見つからず、後ろから猛スピードで来た変質者に後ろからがばっと

乳を揉まれてろくに言い返せず半泣きで下宿に帰るという...

深夜徘徊は懲りました。

 

 

19歳当時のスケッチブックやノートを、

今だに捨てずに持っている。

段ボール4箱分ある。

 

授業ノートの合間に、

今では解読しかねる何かのアイデア、

描こうと思ってる絵のラフスケッチ、

誰にも口に出して言わない事などなど...

紙に対する私は素直で正直である。

 

 

他人からしたらただのゴミなんだろうけど、

何故だか捨てられない。

上京した時、私の持ち物は着物とそれらだけだった。

(うーん、その時点で本当にアホだなあ。)

 

価値はないのだが、

じゃあこれ以外に価値があるものって何だろう、とも思う。

絶対どこでも買えない、塵みたいに降り積もった

私の時間なのだよなあ、と思う。