旦那のイニシャルがHKなので、映画館のポスターとか予告編で
「HK 変態仮面」と出て来る度に
「こりゃーHKは見ないとなあww」と二人で度々ネタにしていた。
ちなみに、原作の漫画は読んだ事ない。
まあ、インパクトはあるよね。
ポスターのクオリティも評価したいところ。
その映画の公開がついに始まったので、見に行った。
感心する程変態でした。
旦那はところどころ寝ていたそうだ。
(前日、ずっと録画していた深夜ドラマ”カラマーゾフの兄弟”を,
明け方五時までぶっちぎり11話分一気見していたので、そりゃ眠かろう)
私は結構爆笑してた。
でも変態ネタで笑いがもつのって一時間くらいなのかも、、、と思った。
長ーいコントのような感覚。
一時間は爆笑なんだけど、その後はだんだんしつこくなってくる。
しかし、後半のノーマル変態(主人公)vsガチ変態(敵)の押し問答などは、
なかなか「なるほど」と感心させられる部分があった。
あーそういう気持ちでね、彼らは世の中に向かっているのね、、、という。
堂々と来られると逆に感心しちゃうよね。
また、スパイダーマンやキャシャーンのパロディシーンなども、
なかなか金をかけて真剣に作っている。
熱意、意気込みが感じられる。
見ていて思ったのは、あんまり有名どころな俳優を使ってないのは
「これやっちゃうと、後々のイメージに影響するから出たがる人があんまりいなかったんだろう」と思いながら見ていたんだけど、見てるとだんだんイメージ変わって来た。
原作読んでないから何とも言えないんだけど、
主人公変態仮面の動きやポーズが、完璧に再現出来てるんじゃないかな、この人。
オーディションの時からこの動きやポーズ(ちょっとジョジョっぽい、やたらに格好いい感じ)だったんなら、それで採用されたのだろう。やっぱやれる人とそうでない人がいるだろう動き。
なんか、すごい。
あとまあ、数々のいろんな変態が出て来るんだけど、
都会の町中で変な格好(ほぼ全裸)して女の子のスカートめくりまくって猛ダッシュ、
この人達さぞや楽しかっただろうなあ〜。
仕事でパンツ頭に被ってスカートめくるて。
俳優「今のシーン、納得行かないんでもう一回やり直しさせて下さい」
監督「よし、よかろう」
めくられる女子エキストラ「(この変態ども...)」
帰りに原作買おうか迷って結局買わなかったんだけど、
漫画の帯には「乙女のバイブル、少年のトラウマ」のような事が書かれていた。
うーん、そうなの?どうなの?