京都編ーアイパットー

駆け込んで新幹線の指定席に着いたが、

駅の本屋で買った本(銀色夏生の新刊)がなかなかに面白く、

ぐいぐい引き込まれる。

 

その挙げ句、、、iPadを新幹線の中に忘れて来てしまった。
「またか、、、」自分に改めて呆れる。
(すいません、実は見栄をはって書いてなかったけど、実は
先月今月合わせて、すでにsuica、手袋(二回目)、財布忘れてます。
全部出てきたけど。これを読んでいるあなたの予想の斜め上を行く頻度で本当に良く忘れ、、、そして必ず出てきます。これは、、、もう特技という事にしようかなあ。)

しかし、iPadは失くすの初めてだった。
盗まれた場合、どういう手立てを打てばいいのだろうか、、、と、
初めて考えた。とりあえずソフトバンクに電話?

 あああ、メモやら日記やらlineのアカウントやらがあああ。

ちなみに、どのように失くしたかと言うとこういう経緯だ。

新幹線、車中での会話
夫「京都かー原田元気かなあ」※夫の高校の友達。私も一緒に何度か東京で会った事がある。
私「あ、原田京都にいるんだっけ」
夫「そう、でも一回携帯失くした時にデータ消えて以来連絡取ってないんだよ(※夫が携帯を失くしたのはその一度きり)」
私「私も連絡先聞いときゃ良かったなー。Facebookとかやってないかな。調べてみよう」
そんでipadで検索するも出ず、そのまま向かいの席の後ろの網袋に入れる。脳内「また使うかもだからここに入れて置いて、出るとき鞄に入れよう」と、思いつつ。

京都駅に着き、
「腹減った〜あ、寿司食べたい」と寿司屋に入る。
「ホテルどこかな。検索しよう」と、並んでる時にipadで泊りのホテルの場所を確認しようとしたら、な、、ない、、、あれ、何で、、、。


私「入れようと、、、京都に着いたら鞄に入れようと思ってたんだよう」
夫「寿司食べてる場合なの?遺失物はとにかく早い対応が大事だよ(正論)」
私「今寿司屋の店員さんに遺失物の電話番号調べてもらってるー(だから今は食べてもいい)」パクパクもぐもぐ。
夫「・・・」
私「あなご、うまい!」胸中では、「見つからなかったらどうすりゃあいいんだろう、、、」と考えている。でも寿司もうまかった。
店員さんがメモもってやって来る「この二つの京都駅と新幹線の遺失物センターの電話番号にかけてみて、もしなかったらちょっとうちではどうしようもないです」
私「ありがと〜(^0^)」
→かけるが、日曜日だったのでどちらも営業時間外だった。
こりゃあもう明日探すしかないなあ。しょうがないので今は寿司に専念しよう。(どんだけ寿司>>iPadだよ)
その間夫もどっかに二件くらいの電話をかけてくれていた。

その間、決して怒らないのが熟練の技だね!!

で、食後に駅の案内所で調べてもらう。
駅員「何忘れたの?」
私「ipadです、、、」
駅員「アイパットね」
おじさんが紙にカタカナで「アイパット」と書く。

アイパット、、、なんかちょっと別物みたいでかわいいな。

結局その案内所で調書に書いた後、
一時間後くらいに電話がかかって、
終点の東京で発見された。
ほっと胸をなで下ろす。

昨日なんとか無傷で、自宅に着払いの郵送で届いた。
品名「アイパット」。綺麗な字で書かれてる。
名前も桑田真理子になってる。
両方違うよ。

いつも、見つかるまでは割とネガティブに
「あー悪用されたらどうなるんだろー」とか悶々と考えてます。
そりゃあねえ。


で、見つかるとホッとすんだよねー
不思議に得した気分になる。
プラマイゼロっていうか、
結局着払い分損してるからマイナスなんだけど。


帰りの新幹線でも、これにちょっと絡んだ出来事がありました。

博多駅に着いて、降りる寸前。
「あーそうだった確認確認。一応ねー。昨日の今日でまさか何もないとは思うけど」
と、さっきまで座ってた席に戻ったら、なんと座席の下に私のヘッドホンがころんと転がってた。一度も出してないのに、いつの間に、、、。
こういう事が頻発してんだなあ、なるほど。
と感心している場合じゃない。
危ない危ない。セーフ。

まあ、とにかく一日前の反省が生かされた結果である。