悠久の華とピスタチオケーキを食べに行く。
場所は天神の本屋の裏側。
隠れ家のような、片隅のクラシックなお店。
ここには学生の頃から通ってる。
悠久の華と、
色について話す。
アイボリーには、焦げ茶色。
黒には、純白。
ピンク、紫、
水色、黄色、緑。
何が合って、何が合わないか。
メニュー表は星の王子様の絵本のリメイク。
ベリーショートの美しい奥さんが、
ケーキを作ってる。
十年前も、今もずっと変わらず。
悠久の華と私は
たまに野良猫のように
ふらーっとこういう場所で
いろんな話をする。
私たちは、床から3センチばかり浮いている。
コーヒーのいい香り。
アイボリーには、焦げ茶色。
帰ったらボンゴレビアンコ。
水色も合うかもしれない。